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うみ |
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作詞:宇槻 良 |
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ちいさな砂浜に流れついた白くなった流木
腰かけるのにぴったりの大きさだったので
二人並んで暗くなるまで夕焼けに染まる波を
寄せては返す波をずっと見ていた
生まれた街から見える海は目の前に島があって
箱庭みたいに切り取られた海で
ほんのちょっと泳げば ちびの僕でも
たどり着けそうなくらいで
ちいさな貝殻を君のために両手いっぱいあつめて
貝殻の空き瓶が即席のアクアリュウム
とっておきのビー球をいれて透かして見れば
どんな宝石よりも綺麗に見えて
生まれた街から見える海はとても小さいけれど
二人にとっては大切な海で
とびっきりの想い出が胸の奥から
溢れそうなほどあるから
いつかもう一度二人であの海を見に行こう
箱庭みたいにちっぽけな海へ
砂浜に腰かけて沈む夕陽を見ながら
あのときの約束を叶えよう |
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